にんじん

 春一番で届く、柔らかくて甘い、徳島の「春にんじん」。


徳島の春にんじんの出荷カレンダー

 3月~5月の出荷量は日本一! この時期に出回るにんじんのほとんどが徳島県産です。
 また、徳島県のにんじんの年間生産量は、北海道、千葉県に続いて、全国3位です。

  • 出荷量多い
  • 出荷量普通
  • 出荷量少ない
品目 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
にんじん

徳島の春にんじんの紹介


 徳島の春にんじんは県内全域で栽培されており、主な産地は、JA板野郡をはじめ、JA麻植郡、JA徳島市、JAアグリあなん、JA名西郡、JA美馬などです。

 寒い冬を越えて、春(3月~5月)に収穫する徳島の春にんじんは、大型のトンネルハウスで大切に育てられています。

 雨の当たらないトンネルハウスの中では、春にんじんは乾燥した状態で生育します。このため、徳島の春にんじんは「柔らかくて、甘い」ことが特徴となっています。

 長い年月をかけて栽培技術の改良と努力を重ね、徳島の豊かな風土と気候の中でのびのびと育った、徳島の春にんじんをぜひご賞味ください!

にんじんの歴史

 和名:人参(にんじん)
 英名:Carrot

 にんじんの原産地は、中央アジアのアフガニスタン周辺といわれています。日本には、細長い東洋系にんじんが16世紀頃、中国から伝えられました。一方、現在の主流である太くて短い西洋系にんじんは、明治時代に導入されました。徳島県での栽培は、昭和40年頃から急速に拡大しました。
 世界の生産量は、中国がトップで、ウズベキスタン、ロシアと続きます。ウズベキスタンの国民食「プロフ(オシュ)」には、にんじんがふんだんに使われます。
 日本の輸入先は中国が大部分ですが、にんじんジュースは主に米国やニュージーランドから輸入しています。


徳島の春にんじんの活用方法

栄養成分

 にんじんには、β-カロテン(ビタミンA)、カリウム、食物繊維などが含まれています。
 体内でビタミンAに変換されるβ(ベータ)-カロテンは、特に外皮の近くに多く含まれているので、皮を薄く剥くか、皮ごと調理しましょう(最近のにんじんは表面を洗浄してあります)。また、β-カロテンは油に溶けやすいので、油と一緒に調理をすることで吸収しやすくなります。

選び方

 ○ 色は、全体的に赤みが濃いもの。
 ○ 表面は、なめらかでツヤがあり、皮に張りのあるもの。
 ○ 葉を切ってある場合は、切り口が茶色くなっていないもの。
 × 葉の切り口が太いものは、芯が太く、根の部分も固いことが多いので避けましょう。

保存方法

 1.葉がついている場合は、切り落とします。
 2.表面の水気を拭き取ります。
 3.新聞紙に包み、穴のあいたポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。

調理方法

 にんじんは、カレー、シチュー、煮物、サラダなど、和洋中のジャンルを問わずさまざまな料理の具材として使うことができる野菜です。特に、柔らかさと甘さのある徳島の春にんじんは、にんじんのきんぴら、にんじんスープ、にんじんのグラッセ、にんじんしりしりといった、にんじんの素材そのものをメインにした調理方法もおすすめです。
 洗う時は手でやさしく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。また、加熱調理すると、より甘さを引き出すことができます。


徳島の春にんじんのPR

「徳島県にんじんの日」のPR活動

 4月12日は、「徳島県にんじんの日」。

 これは、徳島県のにんじんをPRするため、徳島県にんじん振興協議会(事務局:JA全農とくしま)が制定した記念日です。

 春にんじんが4月を中心に出荷されることと、「4・1・2=よいにんじん」の語呂合わせからこの日が選ばれ、平成25年(2013年)2月に、日本記念日協会により記念日登録されました。

 同協議会およびJA全農とくしまでは、この「徳島県にんじんの日」を中心に、徳島の春にんじんの消費拡大・知名度向上を目的とした各種PR活動を展開しています。

徳島の春にんじんを使用した商品展開

 JA全農とくしまでは、徳島の春にんじんの消費拡大をめざして、徳島県産の春にんじんとすだちを使用した飲料「ザ・キャロット」を販売しています。添加物(香料・着色料・保存料)は使用せず、素材本来の美味しさが味わえるにんじんミックスジュースです。


徳島の春にんじんの産地紹介

1.収穫

 収穫適期になるとハウスを取り除き、収穫します。最近では機械による収穫が多くなっています。
 左写真が機械収穫、右写真が手掘りによる収穫です。

写真:JA板野郡住吉支所

2.箱詰め

 収穫後、選果場があるJAもしくは個人宅に運びます。収穫されたにんじんを洗い、泥などをきれいに落とします。
 その後、規格別(大きさ別)に箱詰めをしていきます。

写真:JA板野郡大山支所

写真:JA徳島市

3.出荷

 箱詰め後、品質・鮮度を維持するため予冷庫で冷やし、トラックで全国へにんじんを届けます。

写真:JA美馬

写真:JA板野郡板西支所

 徳島県では、品質の良い美味しいにんじんを作るため、品種試験や品質査定会を実施しています。

写真:JA板野郡管内

写真:東京都中央卸売市場大田市場

写真:大阪市中央卸売市場