秋の風物詩、故郷の味! 徳島の「柿」。


徳島の柿の出荷カレンダー

  • 出荷量多い
  • 出荷量普通
  • 出荷量少ない
品目 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
柿(愛宕柿)

徳島の柿の紹介


 徳島の柿は、主に渋柿で、吉野川の両岸で盛んに栽培されています。主な産地は、JA板野郡、JA徳島市、JA美馬、JA麻植郡、JA東とくしま、JA名西郡などです。

 渋柿は、JAで渋抜きをおこなった後に出荷するため、皆様のお手元に届く際にはとても甘い状態です。

 徳島では、「平核無(ひらたね)柿」や「刀根早生(とねわせ)柿」を中心とした渋柿が栽培されています。その他は、晩熟種の「愛宕(あたご)柿」や、甘柿が生産されています。

 秋~初冬にかけて、柿が赤く色づき実っている田園風景は、秋の風物詩であり、哀愁を感じる方も多いかもしれません。栄養価の面でも高く評価されるくだものです。特にビタミンCが多く含まれ、またカロテンも含まれています。

 徳島では、昭和48年(1973年)、甘柿の「富有」の価格低迷により転換を迫られるようになりました。奈良県で発見された「刀根早生」が、早生渋柿として高値販売されるようになり、「刀根早生」の品種が急激に増加しました。渋柿は肉質が一番良い「刀根早生」「平核無」、晩熟種の「愛宕柿」、干し柿用の「大和」が栽培されています。現在は渋柿の中でも「刀根早生」の品種が多く栽培されています。

柿の歴史

 和名:柿の木(かきのき)
 英名:Persimmon

 柿の原産地は東アジアの温帯地域といわれており、中国、朝鮮半島、日本が含まれます。現在の日本にある柿は、弥生時代以降に中国から伝来したもので、奈良~平安時代には熟柿(じゅくし)や干し柿として食べられていたそうです。「富有(ふゆう)」をはじめ非常に多くの品種(約1,000種)があり、日本の秋の代表的な果物となっています。
 世界の生産量は、中国がトップで、次いで韓国、スペインなどで多く生産されています。

愛宕柿

愛宕柿は全国的にも珍しい柿で、釣り鐘状で先が細くなった形が特徴です。徳島県西部の三好地方で盛んに栽培されています。JA美馬、JA阿波みよし、JA麻植郡等から出荷があります。愛宕柿は、年末年始の一家だんらんの場に欠くことのできない果物として高い人気があります。

県西部で栽培される晩熟種の愛宕柿は、毎年安定して実を結び収量も多いのが特徴です。収穫された果実は渋を抜き、2・3個づつポリ袋に密封包装をして出荷します。この方法で出荷することで、日持ちが良くなり(約1ヶ月保存可能)、好評を得ています。


徳島の柿の活用方法

保存方法

 1.ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。


徳島の柿の収穫から出荷まで

収穫

収穫された柿はコンテナ等に詰め、JAの選果場に持って行きます。

脱渋処理

アルコール、炭酸ガス、ドライアイス等で脱渋処理を行います。

愛宕柿

選果場で渋抜きをするため、新聞紙で包んでコンテナに詰めて、炭酸ガスで渋抜きを行います。
熟度によって異なりますが、だいたい10日から14日くらいの期間をかけて脱渋します。

選別/箱詰

渋抜きされた柿は選果機により選別され、箱詰めされます。

愛宕柿

渋抜き後、JAの選果場にて真空パック詰めを行い、箱に詰めます。

出荷

箱詰めされた柿は品質に問題がないかチェックをして、各市場に出荷されます。

愛宕柿

それぞれの規格に合わせて、各市場に出荷します。左写真が化粧箱出荷、右写真が段ボール箱出荷です。

「柿」の県内産地紹介

JA板野郡

大山支所

土成支所

JA美馬

JA麻植郡

「愛宕柿」の県内産地紹介

JA阿波みよし

収穫された愛宕柿は、生産者宅かJAの選果場で渋抜きをします。写真はJA阿波みよし本所の選果場です。