豊かな自然にはぐくまれた風味豊かなこだわり特産品! 徳島の『梅』。

徳島の梅紹介

徳島の梅について

徳島県では初夏の訪れとともに梅の出荷がはじまります。
栽培されている多くは、山間部に圃場を持つJAから出荷されており、西日本(関西・中国・四国・九州地方など)の消費地へ供給しています。

梅の豆知識

年明けまもない2月に開花が見られ、5月の収穫までの約3ヵ月間は生産者の丁寧な管理のもと、降りそそぐ太陽の光と清らかな水をしっかり吸収し、風味豊かな梅として、食卓に並べられるのを待ちます。
5月中旬から小梅、続いて5月下旬からは大梅(青梅)の出荷が開始されます。量販店ではらっきょう等と同じように、『季節商材』としての位置づけを得ており、出荷に合わせて売り場スペースも確保され、季節感を演出する、日本人にも非常に馴染みのある品目です。

梅の栄養成分について

[ビタミンE、クエン酸などが豊富で、疲労回復に効果的]
梅は花を観賞するほか、果実を梅干しや梅酒にする。クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含み、健康食品として人気が高い。

薬用としても古くから栽培されており、中国の『斎民要術』(530~550年頃)に、「烏梅(うばい)」が薬用として記載されています。
烏梅とは、未熟の梅をかまどの上で燻して乾燥させたもので、胃腸を丈夫にして、下痢を止め、熱を消し、吐き気を止める漢方薬です。
わが国でも昔、旅に出るときは水当たり、食欲不振によく効く梅干を持参しました。

特に生活習慣病予防に関連するビタミンEが多く、その他にも糖質、脂質、タンパク質の代謝に関与するナイアシン、アミノ酸代謝と関係するビタミンB6なども、牛乳より多く含まれています。ビタミンAの前駆体で、ガンなどの生活習慣病に効果のあるプロビタミンAも多く、特に「白加賀」が高含有品種です。

梅にはクエン酸、リンゴ酸が豊富に含まれているので、炭水化物と同時に摂取するとグリコーゲンを効率的に蓄積することができ、疲労回復に役立ちます。

また、貧血と関係する鉄が梅漬け(5.8mg/200g)、梅干し(2.0mg/200g)に多く含まれています。

品種紹介

大梅 月世界 6月上旬収穫。果実は25g前後、果形はやや長い円形である。花は単弁で濃い紅色。樹勢は旺盛で強く、樹姿はやや直立性である。花粉量も多く、自家結実性は高く、豊産性である。
鶯宿 6月上・中旬収穫。果実は25g前後、外観品質とも良好、花は単弁白色、受粉樹が必要。
古城 6月上・中旬収穫。果実は25g前後、果形は方円形、花は単弁白色、樹勢は強く、樹姿やや直立性。
南高 6月中・下旬収穫。果実25~30g、果形はだ円形、花は単弁で白色、花粉がなく、樹勢は強く、樹姿やや直立性。
小梅 竜峡小梅 5月中旬収穫、果実は5g前後、果形は円形。不完全な花は少なく、花粉が多い。樹勢は強く樹姿やや直立性。収穫が遅れると果実が黄化・軟化しやすい。
信濃小梅 5月中・下旬収穫。果実は5g前後、果形は宝珠形。花は単弁で白色。樹勢は強く、樹姿はやや直立性、豊産性。

食べ方紹介

梅酒

梅シロップ

白梅干

産地での取り組み

~皆様の食卓へ届くまで~

収穫された梅は農家の軒先でコンテナに詰められ、選果場へ運ばれます。

次に小さい順に穴の開いたローラーを経て、大きさの選別にかけられます。

コンテナから選果機へ投入します。

選別の終わった梅は箱詰めされ、出荷先別に整理され、発送を待ちます。

最初は人の手により、概観・形状など基本的な項目において選別します。この日は地元の中学生が授業の一環で手伝いに来ていました。

こうして毎日決まった時間にトラック便が出発し、市場を通じて業務関係、また量販店の店頭に並べられ、皆様の食卓に並びます。

安全・安心な生産出荷対策として

  • 農薬使用基準の厳守
  • 生産履歴記帳の徹底
  • 出荷前のJAへの生産履歴の提出と確認
  • 選果選別の徹底
  • 品質・鮮度の維持対策

などに日々努めています。